ファストファッションに飽きたあなたにノーブランドの古着をおすすめする理由

こんにちは。マーベラス・ディールです。
皆さんマクドナルドは好きでしょうか。私は好きかというとあまり好きじゃないです。ただし時々食べたくなります。でもマクドナルドで700円800円出すならピザが好きなのでシェーキーズに行きますね。ピザなら多少のお金を払っていい気がします。でもマックだと100円マックでいいわとなってしまいます。まあ人それぞれですよね。ハンバーガーよりピザが好きです。
ハンバーガーといえばマックの他にもモスバーガーやファーストキッチンがあります。
Wikipediaによればファーストキッチンは1977年9月にサントリーが立ち上げたそうです。そして2016年にウェンディーズに株式を売却して今に至るということ。
それがファーストキッチンだ。
・・・って話題間違えてたわ。
ファストファッションについて書こうと思ったのにいつの間にか別の話題になってました。こんなことがあるのでしょうか。
さて、私はファストフードが好きなんでしょうか。これはよくわかりません。普段は納豆と玄米とか食べてますしね。まあたまに食べたくなるので好きなのかもしれない。
ファストファッションに関しては私の立場は明確です。それは好きじゃないというもの。なんでかって。
それを書くはずだったのでした。
ファストファッションとノーブランドの洋服の違い
ファストファッションを検索してみると次のような説明がありました。出典はコトバンクです。
流行を採り入れつつ低価格に抑えた衣料品を、大量生産し、短いサイクルで販売するブランドやその業態のこと。
ファストファッションの特徴は安く大量販売して短期間で次の商品に移るということですね。では何で「移ら」なければならないでしょうか。それは皆が着すぎてダサくなるからだと思います。例に出して悪い気もしますけど一時期私はGAPのセール品を買っていました。
GAPってたまに5割引きとかそれ以上のセールをやっていてそれが既にセール価格の商品にも適用されるんです。
それが例えば「セール品¥2,000」と言うやつなら50%OFFで1,000円。80%OFFで400円とかなわけですね。
これはお得ですよね。でもファストファッションの定義を思い出してみて下さい。たくさん作ってすぐに他の商品に移るんでしたね。ファストファッションが次の商品に移る理由は多くの人が買ってしまって飽きられているからです。つまりGAPで値下げされていた商品は飽きられて誰も着ないデザインのものだったわけです。
服のデザインは何故人気がなくなってしまうのでしょうか。それは私の考えでは「誰かが着ているのをみた」からです。
古着とは何かという記事でこんなことを書きました。
ファッションにうるさい女子である貴女がイケメンとして有名な太一くんと付き合う事になったとします。(またはトムでもよい)
デートの時太一くんがおしゃれな服を着てきました。
「今日もおしゃれだね」貴女はいいます。
「まあね。普通だけど」あるいは「結構高かったんだぜ」と言うかもしれません。そこに、底のほうが玉ねぎでボコボコして大根の葉が上から突き出たビニール袋をもったくるくるパーマのおばさんが通りかかったとします。おばさんの体はなんだかダルダルで、悪いことに太一くんと同じ服を着ていました。それだけでなくおばさんは二人をちらっとみて「フン」っと鼻で笑いがにまたで去っていきました。おばさんなのでメンズでもお構いなく着ていたのでしょうね。ちなみにXLです。
貴女が、というか少なからずいるであろうこのようなカップルがこの後どうなるかは言うまでもありません。
つまり皆が来ているような服にはこのようなリスクがあるわけですね。そしてこのような状態をダサいというのです。(服自体がダサいわけではありませんよ。)
つまり洋服への愛着というのは自分でない誰かが着ているのを見るととたんに薄れてしまうわけですね。それがファッション的に美しくない人であればますます嫌になってしまいます。
皆が着たくないと思っている服というのはどういう状態でしょうか。それは上に書いたようにダサいという状態ですね。ダサいから売れないわけです。ダサくて売れなくなるとわかってるからファストファッションのカンパニーというやつは次々新しいデザインに移行するのですね。
ここまででファストファッションのセール品は最高にダサいというお墨付きの商品であることがわかりました。あなたがそう思っていなくても関係ありません。ファッションというのは着る人だけの感性で決まるわけではないのですから。
それではファストファッションではないノーブランドの洋服にはどんな特徴があるのでしょうか。
ファストファッションでないノーブランドの洋服を作っているのはファストファッションのカンパニーと比べると小さい会社です。有名じゃないからノーブランドなわけですね。小さい洋服の会社はどのような戦略を取るでしょうか。
ノーブランドの洋服を作る会社は有名でないので大量に販売することが出来ません。また服を売る側のカジュアルショップの方でもノーブランドの一つの服を在庫過多の状態にはしたくないでしょう。したがってノーブランドの服は大量に作ることが出来ません。
小さな服の会社は服を作る時簡単に破れるような服を作ろうとするでしょうか。消費者というのは私も含めて品質には敏感ですぐに破れたとなればその服をまた買おうとは思わないはずです。小さな服の会社は当然そのことをわかっています。であるならばその会社は低コストで許す限り品質の良いものを作ろうとするのが必然です。またせっかくつくっても流行りのせいですぐに売れなくなっては困るでしょう。したがって、はやりを取り入れつつも出来るだけ息の長いスタンダードなデザインを取り入れようとするに違いありません。
その結果、ノーブランドの洋服というのは、
・そこそこ品質の良い
・デザイン的にも陳腐ではない(あまり着ている人がいない)
ものとなるのです。これが経済の必然というわけですね。競争戦略上必ずそうなるのです。
ファストファッションでは逆に安く大量に売るかわり品質が悪いというのが前提になっています。だから消費者はそれを納得して買っているわけですね。納得しているなら問題ありません。それもファストファッションの存在意義です。
ともかくこれをまとめるとファストファッションの服というのは、
・品質は悪い
・デザイン的には当初流行のものだがすぐに陳腐化してしまう(着ている人がたくさんいる)
という状態になるわけです。これを図にするとこうなります。
価格 | 品質 | 陳腐化のしやすさ | |
ファストファッション | 非常に安い | 低品質 | 非常に陳腐化しやすい |
ノーブランドの服 | 安い | 価格の割に品質が良い | 陳腐化しにくい |
これ、実感としてもわかるのではないでしょうか。
ファストファッションの服を買った時「こんなに早くだめになった服はない」そう思ったものです。
服の価値を決めるものとは-ファストファッションにないもの
私はアウターが好きでお気に入りのアウターをたくさん持っています。そのどれを見ても時々嬉しくなってしまいます。
それは何故でしょうか。おそらくは自分しか着ていないものかまたは誰しもが着ていないだからです。これを着ているやつはあまりいないだろう、という状態がいいわけですね。だからMA-1がまだ時代遅れの産物として扱われていた頃それを着ることで「俺は流行に流されず本当に好きなものを着ているのだ」という感覚があったわけです。最近はMA-1が流行ってきたため多少は自分の中の価値も落ちたかもしれません。それでも60’sのMA-1を着ればやはり気分は違うものです。
服の価値は稀少性にこそある
客観的な価値というだけでなく自分が好きかどうかという愛着の意味でも、その価値は古着の稀少性に基づいているのですね。やはり多くの人が着ていないものに愛着が湧くのです。だから古いものであればあるほどより一層ずっと着たいと思うものなのでしょう。
稀少性が大事だと言ってもその度合は人それぞれの好みにもよります。わかりやすいのでMA-1を例にしたままいくと、ヴィンテージのMA-1は高いから手が出ないけど、現行品なら手が出るので着たい。現行品も高すぎるのでブランドでなくてもカッコイイMA-1が着たい。悪いものでいいので安いものがいい。様々なニーズがあります。人それぞれなのでどれがいいとは言えません。
稀少性といえばアメリカ古着のTシャツはイベントなどで作ったものが流通手しているのをよく見ます。これはおそらく数点から数十点しかか生産されていないものなのでノーブランドなのに稀少性があります。しかも日本では珍しいものなのでより一層の価値を生むのです。
オリジナリティこそが服に愛着を生む
例えば私はワッペンが好きでN-2Bやラングラーのレンジコートに自分で買ってきたワッペンを脱いつけています。このワッペンはワッペン自体が買ってこなければないものですし、もともとついていたものではもちろんありません。だからこの服を着ている人はいないのです。
このオリジナリティこそが服に愛着を生みます。気に入ったワッペンをつけた服というのはいつまでも大切に着たくなるものなのです。
同様に服自体が入手時点でどれだけオリジナリティがあるかが古着への愛着の有無をわけるポイントです。だから、出来るだけ人が着ていないものがいいのです。(余談ですがファストファッション的な品質だけどオリジナリティがあると言うのもあります。それがアメリカンイーグルなどのアメリカのヤング・カジュアルブランドです。)
服の本当の価格は時間価値でしか測れない
1ヶ月で破れてしまった服と1年破れることのなかった服を比べてみましょう。
仮にどの服でも1年は持つのが妥当であるという前提があったとします。
それぞれ2,980円だった場合、365で割ると8.154ですので1月を30日とすると、
1ヶ月で破れた服が提供した価値
244.92円≒245円
1年もった服の価値
2,980円
となります。
全社は2,980円で買って損したけど後者は損も得もしなかったというわけですね。
それでは同様の服でグレードの良いものを19,800円で買って10年もった場合ではどうでしょうか。
この服の価値を2,980円の服と比べてみましょう。
1日あたりの服の価値は8.154円ですので3,650日を掛けると29,762円となりました。つまり、質がよく長持ちする良いものを買ったことで9,962円の得となりました。あくまで仮定ですけど現実でありそうな話です。9,962円分は別の服を買うことも出来ますね。
このことから服の価格の高い安いは必ずしも価格だけでは決められないとわかります。良いものを長く着たほうが得になる場合もあるのです。
結局何が言いたいかというと、ノーブランドの服にはファストファッションにはない相対的な意味での稀少性とオリジナリティ、耐久性があるということなのです。
ノーブランドの古着をおすすめする理由
私は古着を扱っていてだからこの記事を書いているのですがノーブランドの古着は結構状態が良いものも多いです。それを扱っていてノーブランドの古着は本当にお得な商品だなと思うわけです。その理由は次のようなものです。
・中古の割には状態が良いものが多い
・海外製でも日本メーカーが手がけたものは品質が良い
手前味噌ですみませんが試しに見ていただきたいと思います。
いかがだったでしょうか。(勝手に見た前提)
何の変哲もないデザインだったとしてもどことなくファストファッションのそれとは違かったと思います。
何の変哲もないデザインだが皆が着ているものではない。
これこそがノーブランドの古着をおすすめする理由なのです。これを再び図にして見ましょう。
価格 | 品質 | 陳腐化のしやすさ | |
ファストファッション | 非常に安い | 低品質 | 非常に陳腐化しやすい |
ノーブランドの古着 | (中古だが)非常に安い | 価格の割に品質が良い | 陳腐化しにくい |
このようになるわけですね。
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下の方にリンクがあるので良かったら色々見ていただければと思います。
それではまた。
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