最近の年収1000万円のリーマンは3億円を借りて投資で破産するのがトレンドらしい
おっさんになっても迷走中の私です。
ところで最近こんなことがありました。
忙しく過ごしていたところ、久々に数少ない友人と言える人物から誘いがありました。それで飲みに行ったのです。
そこでの話です。
ここには二人の友人が出てきます。結構面白い話だったのでお金の話とか経済の話が好きな人は読んでみて下さい。
年収1000万円ある友人は金を借り放題で投資できるらしい
私の友人に外資に言ったやつがいるのですが彼が年収1000万円近くあるらしい。
それで投資話があってやっているらしいのです。
その投資話は太陽光発電です。その投資は政府が補助金を出すためリスクなしに借金さえすれば返済金利を上回る収入が確実に入ってきて元本割れリスクもないのだという。
それに私が噛み付いた笑
何故かと言うと私はもともとそういう業界にいたのもあって絶対に儲かるという話は絶対に嘘だと思っているからです。
その友人は出来れば10億借金で投資したいと言い始めたので私は徹底的にその考えを潰すことにしました。
太陽光発電が儲かるとして10億円を100人が投資したら1000億円集まるよね?その調子で投資したらあっという間に日本の電力の総需要を供給が越えてしまって発電自体が儲からなくなるよね?
赤字のビジネスでどうしてリターンが払える?
こんな具合です。たった100人の話ですのであまりにも現実的なわけです。つまり行き詰まるのが確実だというわけですが。
これだけではなく以下にそういう話がありえないかこんこんととき続け帰り際に彼は「フェイドアウトしようと思う」撮っていたのでした笑笑
一体何がフェイドアウトなのかはよくわかりませんが。
そしてまた昨日別の知人から連絡が入ってきました。
知人談「日本人はバランスシートがわからない」
逆にその知人はそんなことは絶対にありえないという私の意見と同意見でした。
その知人は私もかつていた不動産業界ですので投資話というのがいかにエグい部分を含むかをよく知っているわけです。
そして、その彼いわく、今日本の銀行は貸し渋りの状況にあるが、年収1000万円の人には3億円貸すらしい笑
太陽光に投資している私の誘引が2億なら簡単に借りれると言っていたのを思い出しました。
「やけに符合するな…」私は思いました。
そして不動産時代の既知と話したのは結局の所だれもバランスシートがわからない。だから適当に貸し出す。そして不良債権化するみたいな話なわけです。
そして一部の人だけが金を貸し出した方も借りた方もコケるのを知っているみたいな話です。
私が太陽光発電に投資した友人に言っていたのは低利回りで大幅に元本割れするリスクをとってはいけないということです。20%の利回りがあるなら大損するリスクを取ってもいいんです。まあ先立つものがないので失いませんが笑
太陽光発電に投資した友人は私に会わなかければ行くとこまで言っていたかもしれません。その結果、詐欺だったか本当にうまい話だったかは知りませんが、10億も借金してコケたらその後の人生はただでは済まないことは確実です。
太陽光発電の金利を差し引いた後の利回りは2.5%でしたが、10億借りれば自分のお金はなしに2500万円の年収を手に入れることができます。しかしその10億のうち何億円か吹っ飛ぶ可能性は決して0ではないのです。
不動産の知人からさんざんいい加減な試算で1億円もの金を銀行が不動産投資に貸しだしてちょっと空室になったら返せなくなって破綻した融資の話などを聞きましたが自分としてはタイムリーな話でした。
年収1000万円の人はいろんな投資話があるかもしれませんが、今銀行のターゲットになっているらしいの気をつけたほうがいいです。
そしてわずか2,3%の利回りの投資先に借金をして投資するという一見安全に見えてただのハイレバレッジな投資話にも気をつけたほうがいいです。
近くに私がいれば馬鹿な考えを全力で潰してあげますがそういうことを言ってくれる人が周りにいる人は少ないでしょう。
何故か最近急に旧知から連絡があることが続いたのでそのお話でした。