加速化するインフレに備えよ-ヤマト運輸の値上げは予想していたことにすぎない
こんにちは。マーベラス・ディールです。
私は昔バイクで富山に行ったことがあります。
いつものように気まぐれに家を飛び出した私は冬なのに、ええ、あれは確か東北道から関越道に抜け、深夜に氷見にたどり着いたのでした。(なぜか語り口)
ついた時氷見にはなんとも幻想的な霧が立ち込め私は適当に見つけた公園にテントを張ったのでした。全く懐かしいです。
ふと思い出して氷見市のホームページを開いたらドキッとするようなことがありました。
いきなりこんな文字が現れました。うっかりキャプチャがずれてしまっています。
こんなこと急に言われたら氷見に行きたくなってしまいますね。
氷見市は富山県西部に属する・・・って間違えた。
インフレの話をするのだった。最近何かの病気にかかっているようです。そうだった私は富山について書きたいわけじゃなくてヤマトの記事を読んだのだった。
アマゾンがヤマト運輸の値上げを受け入れ
NHKオンラインによればアマゾンがヤマト運輸の値上げを受け入れたそうです。
宅配最大手の「ヤマトホールディングス」は、ネット通販大手の「アマゾン」が、宅配便の値上げ要請を受け入れ、今月から運賃を引き上げたことを明らかにしました。ヤマト運輸は、ネット通販の拡大による宅配便の急増と深刻な人手不足が重なって会社の経営方針の見直しを迫られ、アマゾンなど大口顧客1100社と値上げの交渉を進めていました。荷物が急増した最大の要因となったアマゾンとの値上げ交渉が課題となっていました。(出典:NHKオンライン)
ここのところ値上げの傾向がはっきりとしてきたようです。このあたりはよくわかりませんが世間ではどういう感覚なのでしょうか。もうインフレだという感覚になっているのだろうか。これはわかりません。ただこのことは私にとっては予想しつくしていたことに過ぎません。
嘘だろ?
ふかしやがって。
あとになってからわかった顔するやつよくいるよな。
こんな声が聞こえてきそうです。
ていうかドル円が自分が行ったとおりになったらすでにデフレではなくインフレであると言ってきた私の言い分もちょっと考えてみてくださいね。
(適合的な期待形成)
笑
ドル円
これで少しでもインフレ期待が醸成されればそれが少しずつ波及していくと信じたい。
ポジティブなイメージで。— marvelous deal (@marvelous_deal) 2016年9月21日
おっとこのツイートは2016年でしたね。私は2016年夏頃には日本がインフレ転換したと言っていたのです。そして今回の記事はマクロ見通しに対して予想通りのことが次々起こってきたという結果に過ぎません。
日銀の政策決定会合でも黒田総裁はもはやインフレだと言い続けろとかすでにインフレトレンドだとか言っていたのは去年の8-10月頃ですがまあ懐かしい。
今になって1%に上がるかもしれないという状況になってきたわけだ。なるほどね・・・。
— marvelous deal (@marvelous_deal) 2017年3月12日
2017年でも長短金利操作付き量的・質的金融緩和を日銀が検討していた頃だったか、あまりの黒田総裁の自信なさげなスタンスにしびれを切らし、「すでにインフレだ」と言い続けろ、と勝手にヤジを飛ばしていたのでした。こういっていたのは2016年だというツイートですね。
私はそのころから就職市場は近い将来バラ色になると予想していました。
ドル円1ドル106円台で国民的なテンションはどうですかね。
ちょっとは安心したかな?もう一回くらい大きな試練があるかもしれませんが基本的に財政さえうまくやれば日本に未来はバラ色だと考えております。
私は昔は株の空売りばかりやっていたんで真逆のことを言っているわけです。
— marvelous deal (@marvelous_deal) 2016年11月13日
フォロワーさんに学生さんがいたと思いますが就職市場は売り手市場で引く手あまたになる。
ちなみに私は氷河期就職組で多分市場的には陰の極だったと思います(苦笑)
でも人生でどっちがいいかはわかりませんよ。バブル世代の親父さんたちは本当にひどかったです。
良い環境も考えもの。— marvelous deal (@marvelous_deal) 2016年12月17日
今は予想通り売り手市場になっていますよね。
ヤマトの値上げは必然だった
私はすでに2016年の時点で労働市場が逼迫し始めていることに気づいていました。更に言えば、中国の賃金上昇率からして近い将来(当時から見て)中国の新卒給与が20万円に達し、日本と賃金が逆転するのが道理だと考えていました。企業が同賃金で日本人より中国人を選ぶはずはなく国内回帰が必須の流れとなると見ていたからです。
その中でももっとも
と見ていました。それからしばらくしてヤマトの値上げの話は出ましたし、2回ほどニュースになったはずです。今回は3回目でしょう。
日銀の政策決定会合でも黒田総裁はもはやインフレだと言い続けろとかすでにインフレトレンドだとか言っていたのは去年の8-10月頃ですがまあ懐かしい。
今になって1%に上がるかもしれないという状況になってきたわけだ。なるほどね・・・。
— marvelous deal (@marvelous_deal) 2017年3月12日
当時0近傍をうろついていた物価上昇率ですが2017年には1%に乗せるかという状況になってきました。これはミクロでヤマトが値上げをし、多くの企業が賃上げをし値上げをした結果なのです。
黒田日銀総裁の発言は正しいですね。
国内要因での物価下落はすでに終わっているといえます。自分は前から言ってますが。
日銀や財務省が弱気すぎる発言をすることやマイナス金利によってインフレ期待が減退したことこそ問題なわけです。
強気な発言に期待したいです。
— marvelous deal (@marvelous_deal) 2016年9月5日
繰り返し言いますがこれは2016年の夏の話でしかありません。
ずっと前から自分はすでにデフレではなくインフレだと言ってきたわけですが、長い闇の夜明けが誰の目にもわかるようになってくる。
それは最近のドル円の急騰のように急速でしょう。しかし目先はスタグフレーションです。野菜が高いよ笑
まあ、比較的短いスタグフレーションを経てインフレですね— marvelous deal (@marvelous_deal) 2016年11月19日
野菜の高騰もそれ以上に前から予想していましたがなってみると困ることしかありません。
ヤマトが値上げをする話ですがこれは労働市場が逼迫しているから必然なのです。それに加え最近は原油価格が上昇しているので運送会社にとっては二重苦です。インフレは受け入れられないという人が多そうですがもはや避けることは出来ません。
ヤマト、未払い残業代を一斉支給 総額230億円の大半
宅配便最大手ヤマトホールディングス(HD)は、全社的な勤務実態調査で判明した残業代の未払い分を、18日に対象者に一斉に支給したことを明らかにした。調査を始めてから約5カ月。対象者からは、支給額や軽減されない業務量に不満の声も出ている。(出典:2017年7月19日朝日新聞デジタル)
クロネコヤマトが未払い残業代を支払った結末は運賃の上昇です。だからインフレになる。
すでに先日の指標では再び上向き始めた兆候があるんじゃないでしょうか。
これもこうなるってずっと言ってきたことです。— marvelous deal (@marvelous_deal) 2017年3月4日
私のツイートの方が早いですが調査を開始した段階でつぶやいたわけですね。
賃金を多く支払えば必然的に物価は上がらざるをえない
ツイートにあるようにヤマトの値上げは必然です。と言うより、この時点ではまだしていなかった値上げを必然的な結末として来ると言っていたわけですね。結果ヤマトは数度にわたり値上げをしてきました。私の契約している運送会社も値上げをしました。
1年位前からすでにインフレだと言ってきたわけですが、ここに来て誰の目にも「値上げ」というニュースは目に入ってきているはず。
値上げは別業界の値上げに反映されマクロのインフレ率は上がっていくことになります。
— marvelous deal (@marvelous_deal) 2017年7月1日
この時点でもツイッターの反応はいまいちでした。今もいまいちですが。なので世間がインフレをどのように捉えているかはよくわかりません。
しかし、今のインフレが原油高による一過性のものでないことは確かです。
コンビニや牛丼屋さんの従業員を考えて下さい。こう言っては失礼ですが、以前ならまず雇わないような人でこれらの仕事の労働力は賄われています。外国人、老人などです。しかしもはや彼らがいなければ経済は回りません。
この業界がこういう状態になったのは別の業界に人が流れたからです。以前働いていた人たちが失職したからではありません。つまり、そのしわよせはヤマトなどの運送会社にも来るのです。調査開始の時点で私が残業代の支払いを既成事実のように言っていたのはそうしなければヤマトから人材が流出するとわかっていたからです。経営陣はそれを防ぐため行動するでしょう。
つまりインフレとは、賃金やコストの上昇→値上げ→別の業界のコストの上昇→値上げとなるわけです。
その値上げは消費者である私達が購入する最終消費財まで到達します。するとどうなるでしょうか。いままでの給料でやっていけますか?野菜が3倍になりアマゾンも値上げでは同じ給料ではやっていけません。するとどうなるか。
必ずこうなります。
給料に不満を持った人たちは待遇の良い別の業界に行くのです。
別の業界に行かれては困るので企業は賃上げせざるを得ません。そうならないのははっきり言って日本人がびびり過ぎだからです。安易な転職は進めませんがよりよい条件を今のうちに探しておくべきです。
インフレは賃金の上昇をもたらす
ヤマトとかもそうでうでうが賃金上昇の兆候はいたるところにある。
日本は保守的というかリスクを避ける傾向が強く、そう簡単には転職しない人が多いです。
だから賃金上昇圧力は比較的低い。でも新入社員はよい条件を選ぶに決まっている。
日米ともに完全雇用を上回るというのは未曾有です
— marvelous deal (@marvelous_deal) 2017年6月7日
こういう状況では需給の関係で賃金が上昇していくのは避けることはできません。
需要が強く高い人件費を支払う必要があるわけです。これは同時に価格に転嫁されることも意味します。
だから必ずインフレになる。
これは国内の純粋なインフレ要因です。— marvelous deal (@marvelous_deal) 2016年12月31日
私がインフレに備えよというのは別により悪い未来に備えて準備をしろという意味ではありません。長い停滞を経て賃金が上昇する時代がやってきたのです。しかしそのためには転職など何らかのアクションを起こす必要があります。そうでなければ恩恵を得るのは新卒だけになってしまうでしょう。氷河期世代の私から言わせればそんな馬鹿な状況に甘んずることほど不合理なことはありません。
インフレが起こるとしばらくは物価の上昇が賃金の上昇を上回り生活を圧迫するでしょう。しかし企業にとって見ればこれはどういうことでしょうか。
物価の上昇は企業に一時的な利益率の増大をもたらす
物価が上昇した状態というのは企業にとってはどういう状況でしょうか。
それはつまり売上が自動で増加する状態を意味しているのです。売上というのは物価からできてるので物価が上がればとりあえずその分だけは売上が上昇するわけですね。一方給料が上がるのには少し時間がかかります。この間に企業は追いつかないコストと売上の増大でタイムラグによる利益を得ます。これが設備投資をもたらしやがては好景気になり広範な賃金の上昇をもたらすのです。
前に原油下落の関連で石油企業が原油下落分の利益を溜め込んでいるはずだと言いましたね。その関連の記事が出てきました。
<石油元売り5社>ガソリン卸を価格操作 給油所半数は高値-ヤフーニュースhttps://t.co/O91TNcWh3I
— marvelous deal (@marvelous_deal) 2016年12月18日
加速化するインフレに備えよ!
すでに見てきたようにヤマトのニュースも降って湧いたような話ではありません。2年も前から、「未払い残業代の支払い」「アマゾン撤退(佐川)」「運賃の値上げ」などが繰り返されてきた流れなのです。
この流れは今回のニュースでますます加速しているのがわかります。値上げしないと働く人がいないということです。いずれ運送業界に勤めていた人たちがより良い条件のもとに別業界に転職していきます。そうして運賃はますます厳しいものとなるでしょう。しかしその後起きるのは別業界でも労働需要の逼迫でしかありえないのです。つまり今はまだ人手が余っている会社も人材が足りなくなります。そうなれば奪い合いです。給料を上げるしか企業には生き残る道はありません。
そのための準備を誰もがしておくべきなのです。
今すぐに転職せずとも良い条件で転職できる可能性はあるのかだけは常にアンテナを貼って見ておくべきでしょう。そうした方がいいに決まっています。これが現時点での私の予想です。
ぜひじっくり考えてみて下さい。
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